「伝えた」と「共有できた」は違う
食事中に口頭で伝えたり、LINEで日付を送ったりすれば、その場では相手に届きます。しかし、予定が近づいたときにもう一度確認できなければ、共有できたとは言い切れません。
口頭の連絡は記録に残らず、LINEはその後の会話に埋もれます。また、聞いた人が自分のカレンダーへ移す前提にすると、入力を忘れた時点で情報が途切れます。
予定共有の目的は、全員が一度聞くことではなく、必要なときに家族の誰でも同じ予定を確認できることです。
家族全員が確認できる場所を決める
予定を見失わないための第一歩は、「家族の予定を見るならここ」という場所をひとつ決めることです。壁掛けカレンダー、共有カレンダーアプリ、共有手帳など、方法は問いません。
大切なのは、一部の予定だけ別の場所に残さないことです。学校行事は冷蔵庫、通院は個人の手帳、休日の予定はLINEという状態では、全体を見渡せません。
すべての細かな個人予定まで公開する必要はありません。家族の送迎、食事、留守番など、ほかの人の動きに影響する予定を共通の場所へ入れるところから始めます。
誰の予定なのか分かるようにする
「病院」「習い事」だけでは、誰の予定か分からないことがあります。予定名に名前を入れる、色を家族ごとに分けるなど、一目で対象が分かる方法を決めます。
学校、保育園、習い事、通院、仕事を同じカレンダーで確認できると、予定同士の重なりにも早く気づけます。送迎が必要な時間に仕事が入っていないか、家族で出かける日に行事がないかを、登録時点で相談できます。
- 誰の予定か
- 開始時刻と終了時刻
- 場所
- 送迎や持ち物など家族に必要な補足
最初からすべてを埋めるのではなく、家族が判断するために必要な項目だけをそろえます。
予定登録のルールを増やしすぎない
分類や色分けを細かく作りすぎると、登録する前に迷ってしまいます。「予定を知った人が入れる」「日時が未定なら仮で入れる」など、少ないルールのほうが続きます。
入力の表記が少し違っても、予定そのものが共有されるほうが大切です。運用して困ったことが出てから、必要なルールだけを足していきます。
また、予定を登録したことを毎回別のメッセージで報告すると、連絡が二重になります。急な変更だけLINEで知らせるなど、連絡と記録の役割を分けると負担を減らせます。
毎日すべてを見直さなくても済む仕組みにする
共有カレンダーを作っても、毎日先の予定を探さなければならない状態では長続きしません。今日や今週の予定が目に入る表示、必要な予定だけの通知、よく見る場所へのウィジェットなどを使います。
通知は多すぎると見なくなるため、出発や準備に必要な時間だけ設定します。家族全員へ同じ通知が必要とは限らず、担当する人に届けばよい予定もあります。
週末に翌週の予定を短く確認する時間を作る方法もあります。予定を読み上げる会議にするのではなく、送迎や準備が重なる部分だけを確認します。
共有カレンダーなど、一般的な方法でも整理できる
Google カレンダーやiPhoneの共有カレンダー、紙の家族カレンダーなどでも予定共有はできます。家族がすでに使い慣れ、全員が同じ予定を見られるなら、その方法で十分です。
紙は目に入りやすい一方、外出先から更新しにくい面があります。デジタルの共有カレンダーは変更しやすい一方、家族がアプリを開く習慣を作る必要があります。暮らしに合う方法を選びましょう。
予定を共有する「FaMemo」という選択肢
FaMemoでは、家族の予定をカレンダー表示とリスト表示で確認できます。誰に関係する予定かを分け、繰り返し予定や、先の予定をホームへピン留めする使い方もできます。
予定だけでなく、関連するプリントやメモ、準備するやることも同じアプリから確認できるため、予定の前に必要な情報を探す場所を減らせます。
すでに共有カレンダーで困っていなければ、乗り換える必要はありません。予定以外のタスクや資料まで散らばってきたときに、まとめて確認する一つの選択肢です。
まとめ
家族の予定共有では、「伝えたか」より「あとから全員が確認できるか」が大切です。
- 家族の予定を見る場所をひとつ決める
- 誰の予定か分かるようにする
- 学校、仕事、通院などを一緒に見渡す
- 登録ルールや通知を増やしすぎない
まずは家族の動きに影響する予定だけを、同じ場所へ入れるところから始めてみてください。
