LINEが悪いのではなく、「流れる情報」と「残す情報」が違う
LINEは会話のためのツールです。
- 今日は少し遅くなる
- 牛乳を買ってきて
- 今から迎えに行く
こうした、その時に伝われば役目を果たす情報とは、とても相性がよいものです。
一方で、次のような情報は一度見て終わりではありません。
- 来月の学校行事
- 保育園の持ち物
- 病院の予約
- 提出物の期限
- あとで見返したいプリント
数日後、数週間後にもう一度確認する必要があります。ところがLINEでは、その後の会話や写真、スタンプが増えるたびに情報が上へ流れていきます。
問題はLINEそのものではなく、「今伝わればよい情報」と「あとから何度も確認する情報」を同じ場所に置いていることにあります。
家族の情報は4つに分けると整理しやすい
家族で扱う情報を整理してみると、大きく4種類に分けられます。
1. 予定
学校行事、保育園の予定、習い事、通院、仕事、家族でのお出かけなど。「いつなのか」を確認したい情報です。
2. やること
提出物、予約、振込、申込み、子どもの準備など。「何を、いつまでに、誰がやるのか」が重要になります。
3. 買い物
食品、日用品、子どもの持ち物など。予定やタスクとは違い、買ったかどうかをその場で確認したい情報です。
4. あとから見返したい情報
学校や保育園のプリント、PDF、写真、URL、家族で覚えておきたいメモなど。日付だけではなく、必要なときに内容そのものを取り出せることが大切です。
この4種類は、必要になるタイミングも確認したい内容も違います。全部を同じ会話の中に置くより、情報の種類ごとに置き場所を決めるだけで、かなり探しやすくなります。
家族の情報を見失わないための3つのルール
特別なアプリを使わなくても、まず次の3つを決めるだけで整理しやすくなります。
ルール1 「伝える場所」と「残す場所」を分ける
今すぐ伝えたいことはLINE。あとから確認するものは、カレンダー、タスク管理、共有フォルダなど、残る場所へ置きます。
LINEをやめる必要はありません。役割を分けることが大切です。
ルール2 家族みんなが「どこを見ればよいか」を決める
情報共有で意外と困るのが、「それ、どこに入れた?」という状態です。
夫婦それぞれが別々の方法で管理すると、情報そのものは存在していても見つけられません。「予定ならここ」「プリントならここ」と、家族で共通の置き場所を決めておくと、探す時間を減らせます。
ルール3 同じ情報を何か所にも置かない
大切な情報ほど、LINEにも送り、カレンダーにも入れ、写真やメモにも残したくなります。
しかし複数の場所に同じ情報があると、どれが最新なのか分からなくなることがあります。連絡のためにLINEへ送ったとしても、最終的に確認する場所はひとつに決める。これだけでも管理はシンプルになります。
カレンダー・ToDo・共有フォルダを組み合わせる方法もある
家族の情報管理は、必ずひとつのアプリにまとめる必要はありません。たとえば、次のように分ける方法でも十分整理できます。
- 予定共有カレンダー
- やることToDoアプリ
- 書類クラウドストレージ
- 買い物共有メモ
家族全員が迷わず使えているのであれば、その方法を変える必要はありません。
一方で、「結局どのアプリを見るんだっけ?」「これはカレンダー?メモ?」「夫婦で使うアプリが増えてきた」という状態になった場合は、家族の情報を一か所から確認できる方法を検討してもよいかもしれません。
家族の情報をひとつにまとめる「FaMemo」という選択肢
FaMemoは、家族の情報がいろいろな場所へ散らばることに、わが家自身が困ったことから作った家族向けアプリです。
FaMemoでは、次の情報をひとつのアプリから確認できます。
- 家族の予定
- やること
- 買い物リスト
- 学校や保育園のプリント、PDF、画像、URL、メモ
すべてを同じ一覧に混ぜるのではなく、予定、タスク、買い物、ボックスと、情報の種類ごとに置き場所を分けています。
LINEの代わりを目指しているわけではありません。会話や今すぐ伝えたいことはLINE。あとから家族で確認したい情報は、流れていかない場所に残す。その役割分担をしやすくするためのアプリです。
まとめ
家族の大事な情報をLINEで見失ってしまうのは、誰かがきちんと読んでいないからとは限りません。今すぐ伝えたい情報と、あとから確認したい情報が同じ場所に流れていることが原因になる場合があります。
まずは、家族の情報を次の4つに分けてみましょう。
- 予定
- やること
- 買い物
- 残しておきたい情報
家族で「どこを見ればよいか」を決め、LINEは会話に使い、残したい情報には別の置き場所を作る。それだけでも、「あれ、どこだっけ?」を減らしやすくなります。